
現在のサウスのシーンにひと際輝く新生アーティスト Gabriel Jacoby
様々な音楽を踏襲し、継承していく彼の音楽性は、あらゆるジャンルの境界線を軽々と飛び越え、彼だけの音を鳴らしている。
サウスカロライナから世界へ
Gabriel Jacobyは、サウスカロライナ州アンダーソンで生まれ、フロリダ州タンパで音楽的な基礎を築いた。
幼い頃から詩と音楽に親しみ、やがてピアノ・ギター・ベース・ドラムをすべて自分で演奏する“マルチ・プレイヤー”へと成長する。
高校時代には自宅スタジオで録音した楽曲をSoundCloudで公開し、代表曲「Mr. Poet」が話題を呼んだ。(現在非公開)
だがその頃、半年以上を刑務所で過ごすことになる。彼はこの経験を前向きに捉えており、「新しい視点をもたらした」と語っている。
新時代の南部の顔
2022年から精力的に活動し始め、5月には“as you stand next to me”をリリース。2023年ファンキーでサイケな新曲“dreams”をリリース。さらに数曲リリースし、2024年、彼はPULSE Recordsにサインした。
PULSE Recordsは“Independent record label built by creatives, for creatives“(クリエイティヴな人々によって作られた、クリエイティヴな人々のためのレーベル)という経営方針を掲げており、モンスター級のレーベルと比べると実績は途上だが、才能溢れる新進アーティストと多く契約しており、同じレーベルのメンバーには、その年大ヒットしたTommy Richmanもいる。
https://youtu.be/8EMttGF2JJM?si=dpcS5Obc82B0vbEW
https://youtu.be/dMAqwLq87p8?si=pcyEgtFTbbuNkjN2
作品と進化 アーティストからの注目
2025年、彼はヴォーカルスタイルを変えた新曲“be careful”をリリース。YouTube再生回数は10万再生を超えた。(11月03日現在)
滑らかで少しざらついたグルーヴで、音の余白が心地いい。
https://youtu.be/EtsyvWfwtHU?si=gZHype97NZmims23
ここ最近の彼の活躍は目を見張るものがある。新曲“the one”はローラーディスコのような軽やかさで懐かしくも新しいファンキーなトラックになっており、さらにthe oneから一か月も経たずリリースされた新曲“baby”はスモーキーなトラックながら、ミニマルで繊細に歌い上げるヴォーカルが非常に心地良く、間違いなくリピート行きだ。https://youtu.be/JWr6m8xXqhk?si=xTJtc4E28NHoJWCT
https://youtu.be/LOlzbrt7hUw?si=XvwCUUhWJGfDxW6d
彼は他アーティストからも注目されていて、Khamariのツアーに参加したり、今後リリースされる予定の新EPのリスニングパーティーには、Tommy RichmanやAminéなども参加した。彼の今後の展望から目が離せない。




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